Expat Life Japan | MetroResidences

シンガポールでレンタカーを利用するために必要なこと

シンガポールでレンタカーを利用するためには、必ず事前に準備が必要です。
条件を満たしていないと、現地でトラブルになります。特に海外に慣れていない方は、可能な限り日本で用意しておくと安心ですので事前準備をおすすめします。

免許の準備

まず最初に日本で「国際運転免許証(国外運転免許証)」を取得しましょう。現地でも取得することは可能なのですが、事前に国内で取得しておいた方がおすすめです。取得する方法は簡単で「警察署」「運転免許センター及び試験場」で行うことができます。ここに運転免許証と写真のほか、パスポートなど渡航を証明するものを持参の上、手数料を支払えば発行されます。国際運転免許証は日本の免許証のようなカードタイプではなく、小冊子のような免許証です。
運転免許センター及び試験場では即日発行してくれますが、警察署では申請から2週間ほどかかりますので、余裕をもって手続きしておきましょう。

また、国際運転免許証の有効期限は発行から1年間となっていますが、入国先で若干異なります。シンガポールの場合は「入国後1年間」です。このため、1年をこえてレンタカーを利用する場合はシンガポール国内運転免許証に切り替える必要がでてきますので、滞在期間には注意が必要です。
切り替える場合は現地の自動車免許センターで試験に合格する必要があります。日本の免許証があれば実技試験は免除となり、筆記試験のみで取得が可能ですが問題文は英語表記となっています。
おすすめ記事:シンガポールでの運転免許の取得・変換方法って?

キャッシュレスカードの用意

次に用意しなければならないものが「NETSキャッシュカード」「ez linkカード」などのキャッシュレスカードです。

。車輛混雑防止のために導入されているシステムで、料金の支払い方法は高速道路のETCと同じように、通行したら自動的に読み取り徴収されます。シンガポールの車はレンタカーにも例外なくキャッシュレスカードを差し込む機器が搭載されていて、道路料金のほか、有料駐車場もこのシステムが採用されています。

NETSキャッシュカードは日本のコンビニエンスストアにある店頭端末の操作で購入することが可能ですので事前に購入しておきましょう。料金は現地でもセブンイレブンやATMなどでチャージすることが可能です。
現地ではチャージすることを「TOP UP」といいますが「TOP UPステーション」と呼ばれる場所が主に駐車場などにあって、そこでもチャージが可能となっています。現地での買い物にも利用することができますので、NETSキャッシュカードは必ず日本で用意していきましょう。
「国際運転免許証」と「キャッシュレスカード」が準備できたら、いよいよレンタカーを予約します。

レンタカーショップの利用方法

空港や近郊にもたくさんのレンタカーショップがあり、現地でも予約は可能ですが、現地の人とその場でやりとりするよりは事前に日本でインターネット予約しておくと安心ですのでおすすめです。レンタカーショップによっては空港など指定の場所に配車してくれるサービスもありますので、必要であれば事前に確認の上、予約しておきましょう。あとは現地で保険手続きと賃借契約の署名をすませばレンタカーを利用できます。
運転に慣れている日本車のラインナップもコンパクトカーから高級車まで豊富にあり、料金も日本と同等の価格帯となっています。長期利用であれば更に安く利用できますので、滞在期間にあった予約を選択するようにしましょう。チャイルドシートやカーナビなどもオプションで選択が可能ですので、必要があれば事前にネットで予約を済ませておきます。その際、現地で必要となるバウチャー(利用券)を忘れず印刷して持参するようにしましょう。これがないとトラブルになる可能性があります。

レンタカーの利用方法自体は日本と同じく24時間で1日として計算され、最後はガソリンを満タンにして返却します。ただ注意しなければならないのはレンタカーショップの営業日です。平日は終日営業していますが、土曜日は午前中のみで日曜日は営業していません。つまり日曜日に車を返却することができませんので注意が必要です。
また走行距離の制限がある場合やマレーシアなど国境を越えて走行した場合などは追加料金がかかるケースがありますので事前に確認が必要です。
現地では思いもよらないトラブルが発生する可能性がありますので、信頼できるレンタカーショップを事前に国内で予約しておくことが大切です。

シンガポールの交通ルールの把握

シンガポールは日本とほぼ同じで左側通行です。距離も速度も日本と同じ表示ですから運転自体は問題ありません。
ただし、ヘッドライトの点灯時間が午後7時から午前7時までと明確に義務付けられています。同乗者のシートベルト着用も日本より厳しいのでしっかりとするようにしましょう。
また、高速道路にはガソリンスタンドがほとんどありませんので注意してください。

まとめ

いかがでしたか?
シンガポールは地下鉄とバスが島全体をくまなく走っているので、あまりレンタカーの必要性を感じない人もいるかもしれませんが、郊外エリアに滞在をするのであれば持っておいた方が良いでしょう。
シンガポールで滞在先をお探しならメトロレジデンスにお任せください。フロントデスクスタッフがシンガポールでの滞在をサポートします。

モバイルバージョンを終了