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帰国者の自主隔離の条件や体験談(費用・必要なモノ)過ごし方の実態は?

日本に帰国した人は、滞在歴によって検疫所が確保する宿泊施設での待機、または、自分で用意した宿泊施設への自主隔離に分かれます。

実際に日本に帰国した人の体験談から、自主隔離中にできることや過ごし方など実態を見てみましょう。

帰国者の隔離条件と費用

帰国した空港から14日間の自主隔離に入る人

→宿泊費、交通費、食費など費用は全額自己負担

空港から数日間、政府(検疫所)が確保した宿泊施設で隔離される人

新型コロナウイルス変異株流行国/地域への滞在歴がある人は、入国後3日または6日間隔離されます。(水際対策の抜本的強化に関するQ&A

インド、パキスタンおよびネパールからの入国者は、入国後3日目と6日目に改めて検査を受け陰性の場合、残りの期間自主隔離となります。

→指定された施設への移動費、隔離される間の宿泊費用は政府負担(自己負担なし
→食事はお弁当などが提供される
→残りの自主隔離期間は費用は自己負担

政府(検疫所)が確保した宿泊施設で隔離される人は、どこに泊まるのか事前に知ることはできず、ホテルを選ぶことはできません。専用のバスで用意されたホテルへ移動し、個室へ案内されます。

部屋から出ないよう案内があり、自主隔離の人たちよりも厳しい条件下に置かれます。隔離中は毎日の検温や報告、飲酒しないように求められる模様です。体験談では、隔離ホテルで、コンビニに代行で買い物に行ってくれるサービスを利用して、提供される食事以外にも好みのものを買って食べることができた様子をシェアされている方もいました。

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自主隔離中、必要なものの買い物

Image by Free-Photos from Pixabay

自分で手配した宿泊施設に滞在する場合は、外出を控えながら日常生活を送るのに必要なものを用意することになります。

体験談の中で、自主隔離の場所を選ぶときにチェックするポイントで多かったのが、スーパーやコンビニが近くにあるかどうかです。

ちょっとしたものがすぐ手に入るため、事前に多くのものを買い揃えてスーツケースに詰める心配は不要です。早朝や夜遅い時間に、3密を避け、マスクを着用してサッと買い出しへ行ったという口コミが見られました。

帰国者の体験談では、毎日の健康状況の報告があるため体温計を持って行く事をおすすめする声もありました。

家具家電付きマンションなどであれば、自炊や洗濯に必要なものは揃っているので、身軽にチェックインできます。宿泊施設のアメニティを確認できれば持っていくものが少なくて済みます。

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14日間自主隔離中に散歩はできる?やっていいこと

Photo by Karolina Grabowska from Pexels

14日間の自主隔離期間中は、外出を控える、他者との接触を控える、などが求められています。

宿泊場所で待機するよう要請されていますが、「散歩をしてはいけない」という規制は政府側から示されていません。

体験談では、人がいない早朝にマスクを着用して公園や河川敷を散歩し、人が増える前に宿泊施設に戻るようにしていたという人が多いようです。早朝など時間を見計らって健康維持のための最低限の運動(散歩、ジョギング、ランニングなど)を人と接触しないようにして1人で行っていた例が見られました。

ジムは複数の人が利用する施設で道具を共有し、人との接触が避けられないのでNGです。

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帰国者は自主隔離中に位置情報を送信

散歩の外出が禁止されていないからといって、外出を控えないのは問題になります。入国時の誓約書で、位置情報確認アプリのインストールが求められています。14日間はアプリで通知が表示され、位置情報を送信します。場合によってビデオ通話で確認連絡を受けることもあります。

この位置情報の報告を従わない人に対して、政府は警告メールの送信や、警備員による見回りなどの対策を取ることが報道されました。(毎日新聞

所在確認の電話に出ない人には誓約書に違反していることを理由に、氏名公表の可能性がある旨の警告メールを送る。また、委託業者が待機場所の自宅などを訪れて、所在を確認するという。ただ、誓約書に違反しても、懲役や罰金などの罰則を科すことはできない。厚労省関係者は「移動の自由は憲法で保障されており、罰則を設けることは難しい」と話す。引用元:朝日新聞

 

自主隔離中の過ごし方や暇つぶし

Photo by Maddi Bazzocco on Unsplash

WiFi環境が整っている宿泊施設ではいつも通り仕事をしたり、家族や友人とビデオコールをしたり比較的充実して過ごせていた感想が見られました。

体験談の中で多く上がっていた余暇の過ごし方は、散歩お風呂でいつもより念入りにリラックスです。

海外から帰国した人は、緊張で張り詰めて日本に入国、空港での検査、陰性結果が出てホッとして自主隔離に入ります。外出できないストレス対策に、お風呂でゆっくり浴槽に浸かって、いつもより念入りに自己ケアをしたという声が多く見られました。フェイスマスクやアロママッサージ、アカスリなどが挙げられていました。

また、ホテルの作りによっては窓が開かない部屋もあるため、リフレッシュのためにアロマオイルや香水など香りを楽しめるアイテムで気分転換をした、という声もありました。そして、隔離期間が終わった時げっそりとしてしまわないよう、部屋で筋トレをしていた人もいました。

ホテルでの自主隔離は、朝食の利用方法に制限がある、ホテルの共用スペースや設備(プールやジム、大浴場やラウンジなど)を使用できないなど条件があります。共用のランドリーが使えない場合もあります。

特にアパートタイプではない限り、簡易キッチンがないので、買ってきたものを食べるか、出前・デリバリーを頼むことになります。デリバリーの受け取り方について、ホテルによって案内されているルールは異なるので予約前に確認しておくのが良いでしょう。

Photo by Ketut Subiyanto from Pexels

家族で入国した人の体験談では、2週間の間、仕事や子供の授業など、それぞれオンラインでのミーティングがあると、家族が一部屋で過ごすというのは窮屈という声がありました。

複数部屋のあるアパートタイプのホテルやマンションの部屋を借りた体験談では、家族がそれぞれの部屋を使えて、洗濯や料理が自由にできたことが良かったという感想がありました。さらに、浴室乾燥機付きの部屋が便利だったという体験談もありました。

自主隔離の体験談や実態をもっと知るなら

メトロレジデンスでは、今から日本に帰国する人、すでに入国した人の体験談や情報交換をするFacebookグループ「Return to Japan Support Group」を運営しています。 2021年7月現在、2万人以上のメンバーが参加しており、空港の様子や自主隔離の実態などをシェアしています。

状況により随時変化する日本の新型コロナウィルスに関する規制や、入国の条件などもっと知りたい方はぜひ「Return to Japan Support Group」へのご参加をおすすめします。

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お部屋のタイプや料金はRide & Stay パッケージをご覧ください。

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