サービスアパートメントの定義とは？メリット・デメリット、賃貸との違い

Cong Cao

7年前

海外で賃貸に住んだり住宅を購入したりしたことのある方を除けば、「サービスアパートメント」にあまりなじみがないかもしれません。

海外と比べると、日本では今サービスアパートメントは広がりをみせている段階で、東京都内を中心に物件があり、海外や地方からの出張者、駐在員やビジネスエグゼクティブの仮住まいとして多く利用されています。

ここでは、サービスアパートメントの定義と、サービスアパートメントに住むメリット・デメリットについて解説していきます。

サービスアパートメントの定義

サービスアパートメントの定義は、ホテルのように短期から滞在でき、室内清掃などの便利なサービスがあり、家具家電の揃った住居のことを意味します。

ホテルとアパートのいいとこどりをした住居といえるでしょう。数日から数週間単位で滞在が可能で、長期では1年以上の利用もできます。

サービスアパートメントには「サービス」の言葉が意味する通り、日常生活を送るのに必要な家具・家電（ベッド、ソファ、テーブル、食器、調理器具、冷蔵庫、洗濯機など）がすべて揃っている上に、室内清掃やリネン交換などのサービスが提供されまれます。

さらに、電気代や水道代などの光熱費、インターネット料金はすべて賃料に含まれ、入居した当日からすぐ使用することができます。

サービスアパートメントの便利な備え付け備品

室内清掃サービス　※回数は物件による
ベッドと寝具
タオル、シーツ　※清掃時に交換あり
ソファ、テーブルやイス
テレビ
冷蔵庫
洗濯機
調理器具、お皿やコップなど
電子レンジ
電気ケトル
アイロン
ヘアドライヤー

（物件により異なる場合があります。）

Photo by Jason Briscoe on Unsplash

ホテルの部屋にはない、キッチンや洗濯機などの便利な設備が揃っている点がサービスパートメントの定義と言えます。

日本には数が少ないですがサービスアパートメントによっては、ジム、プールといった付帯施設があるサービスアパートメントもあります。

サービスアパートメントの種類

サービスアパートメント

一棟まるまるサービスアパートメントとして運営している場合や、大手のサービスアパートメント運営会社の中にはホテルのようにフロントがあり、24時間対応してくれるところもあります。

日本では、マンスリーマンションや民泊のように分譲マンション一室に家具家電をつけ、清掃サービスをアレンジしてサービスアパートメントとするタイプもあります。

長期の旅行などで利用する人もいますが、主には海外からの出張者や長期のビジネス滞在など、法人で利用する場合が多いです。

ホテルよりも価格がおさえられ、キッチンがついていて生活もしやすいことから、世界のビジネスマンに人気があります。

アパートメントホテル（アパートホテル）

サービスアパートメント同様、ホテルとアパートメントの中間のカテゴリになりますが、通常のサービスアパートメントよりも旅行や観光の短期での利用者が多かったり、不特定多数の人の出入りがある場合もあります。

ジムやラウンジ、プールのような付帯施設も充実しているところもあり、サービスアパートメントよりホテルに近い場合が多いといえます。

サービスアパートメントと一般賃貸の違い

Photo by Karolina Grabowska from Pexels

一般賃貸の場合は、契約時に煩雑な書類処理のやりとり、一週間前後の審査期間、高額な初期費用(礼金や手数料など)もあって、短期的な利用を考えている人には少々ハードルが高めです。保証会社の審査で保証金が高額になるケースも。

また、一般賃貸は2年での契約が多く、早期に解約する場合、条件によっては違約金を支払う必要が出てきます。

一般賃貸に対し、サービスアパートメントは、オンラインで契約が完結できる物件があったり、審査のスピードが速いという違いがあります。

初期費用に関しても、一般賃貸のような高額な礼金や仲介手数料、鍵交換代などがないぶん、比較的低く抑えることが可能です。サービスアパートメントでは保証人が不要と場合が多いのも一般賃貸との違いです。

そして入居時の手続きも違いがあります。通常、賃貸マンションを借りた場合は借主自身で電気、ガス、水道の開始手続き、インターネットの契約をする必要があります。

一方のサービスアパートメントでは、特に何もしなくても入居した時にすぐ使えることがほとんどです。

また、サービスアパートメントでは水道光熱費やインターネット代の全額ないし一部が月々の家賃に含まれていることも多いです。

基本的に、もともと家具家電がついているため、いちいち足りないものを買い足したりせず、入居した当日から普段通りの生活をおくることができます。

定期清掃、リネン交換やフロントデスクといった便利なサービス面もサービスアパートメントならではの魅力といえるでしょう。

Photo by Andrea Piacquadio from Pexels

サービスアパートメントのメリット

ホテルよりリーズナブルで自炊や洗濯もできる
一般賃貸よりも書類のやり取り、審査期間がスピーディ
礼金、仲介手数料、鍵交換代など高額な初期費用が不要
連帯保証人が不要
数日、数週間と短期からアパートが借りられる
2年契約のしばりがなく、早期に解約する違約金の心配が無用
電気、水道などの光熱費、インターネットが料金に含まれ、利用開始手続き不要
備品が充実しているため、買い足す余分な費用が不要
家具家電付きのため、荷物が少なくて済み、引越し費用が抑えられる
荷ほどきや家具の組み立てなど不要で、すぐに生活が開始できる
定期的な室内清掃やシーツ＆タオルの交換があり掃除がラク
インターネット上で申し込み手続きや契約が完結できる
画像での確認やバーチャル内見もでき、遠方から出向く時間や労力が不要

（メトロレジデンスの例。運営会社や物件により異なる場合があります。）

サービスアパートメントのデメリット

日本ではまだ物件数が限られる
人気のある物件はすぐ埋まってしまう
家具家電や光熱費、清掃サービス込みのため家賃は一般賃貸に比べ割高になる

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メトロレジデンスでは、東京都内で600室以上のサービスアパートメントをご紹介しています。

自社運営物件については、自ら撮影や家具家電のセットアップ、清掃手配を行い、正確な写真と情報の提供に心がけています。

内見なしでも安心してお申し込みいただけるよう、お客様からのご質問にも随時お答えしており、ご入居後の生活についても、お客様をサポートするフロントデスクスタッフを設置しております。

また、お部屋の確認からご契約、お支払い、入居まで、対面でのやりとりなしでスマートにチェックインが可能です。入居までの流れは「サービスアパートメントの審査-契約-入居までの流れ」で詳しく解説しています。

お客様にとって理想のサービスアパートメントを見つけていただき、充実した滞在を送れるよう、日々サービス向上に努めています。気になるお部屋がございましたら、お気軽にメトロレジデンスへご相談ください。

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