シンガポールへ移住をお考えの方が最も頭を悩ませることの1つに、シンガポールの家賃が挙げられます。シンガポールは家賃がとても高い、というイメージをお持ちではないですか?
では、実際に東京と比較してどのくらいの予算を見積もっていればいいのでしょうか。
シンガポールは面積が東京都と同じ程度の国ですが、静かなビーチのあるイーストコーストエリアときらびやかなショッピングエリアであるオーチャードでは家賃相場も広さも変わってきます。
今回は家族で移住を考えている現地駐在員が探す賃貸物件を想定して、それぞれのエリアの家賃相場*を見ていきましょう。
エリア別シンガポールの家賃相場
1.セントラル: オーチャード、ブギス、CBD
CBDやオーチャードにはじまり、ブギスなどの駅を含むエリアです。シンガポールの中心地で、特に金融系の企業が多く集まっています。金融系以外にも多くのグローバル企業がオフィスを構えているCBDにアクセスが良く、ビジネスマンには便利なエリアです。日本人向けのお店や施設も多く、日本人に人気ですが、やはり中心地であることから家賃は高めです。
平均賃料 | 平均平米数 | |
1K | 34万4,800円 (4,310SGD) | 44.6㎡ |
1LDK | 40万7,200円 (5,090SGD) | 48㎡ |
2LDK | 46万2,400円 (5,780SGD) | 60㎡ |
2.イースト:パシール・リス、パヤ・レバー、チャンギ
世界一の空港と評されるチャンギ空港があるイーストエリア。シンガポールにはこのチャンギ空港しか空港がありませんので、国外からシンガポールは来る方は必ず足を踏み入れるエリアです。
また、パシール・リスパークとイースト・コーストパークはシンガポールでも最も人気のあるビーチのある場所ですので、ビーチ好きの方におすすめです。
平均賃料 | 平均平米数 | |
1K | 29万3,000円 (3662.6SGD) | 40㎡ |
1LDK | 32万1,600円 (4,020SGD) | 49㎡ |
2LDK | 35万8,400円(4,480SGD) | 81㎡ |
3.ウェスト:ジュロン、クレメンティ、ブキテマ
ウェストエリアには多くのショッピングモールがあり、家族連れで楽しめるエリアです。ジェム、ジュロンポイント、IMM、Jcube、ザ・スター・ビスタの5つがシンガポールの中でも有名なショッピングモールですので、ゆっくり買い物を楽しむならウェストエリアがオススメです。
平均賃料 | 平均平米数 | |
1K | 30万4,000円(3,800SGD) | 37㎡ |
1LDK | 32万円(4,000SGD) | 42.8㎡ |
2LDK | 46万円(5,756SGD) | 86㎡ |
4.ノース:ビシャン、ウッドランズ、セラングーン
マレーシアとの玄関口であるノースエリア。週末にちょっと足を伸ばしてマレーシアのジョホールバルやクアラルンプールに行くことができます。
平均賃料 | 平均平米数 | |
1K | 22万円 (2,750SGD) | 37㎡ |
1LDK | 33万6,000円 (4,200SGD) | 65㎡ |
2LDK | 41万6,000円 (5,200SGD) | 84㎡ |
住宅のタイプと最低契約期間に注意!
上で紹介をした賃料・平米数はコンドミニアムタイプのお部屋を借りた場合で計算をしています。
この”コンドミニアム”という言葉、まだあまり日本では馴染みのない言葉ですよね。
コンドミニアムとは、プールやジムといった設備がついた高級分譲マンションを指します。シンガポール国民ではない外国人はこのコンドミニアムタイプのお部屋を借りることが多いです。
ただ、注意すべき点としてコンドミニアムは最低2年の契約が必要になることが一般的です。
もし2年以内でシンガポールを離れる可能性があるならば、サービスアパートメントを利用しましょう。
サービスアパートメントとは一般的な賃貸マンションのようなお部屋に、リネン交換やルームクリーニングのサービスのついた物件のことです。家具が完備されており、キッチンもついているので家族連れで自宅のようにくつろぎたい場合におすすめです。こちらは最低契約年数も1ヶ月~と柔軟なので、コンドミニアム物件を探すまでの間の仮住まいとしても利用されています。
シンガポールでサービスアパートメントの利用をお考えならばメトロレジデンスにお問い合わせください。
ビジネスで駐在予定の方に特化した、駅近でインターネットも完備されたおしゃれな物件を数多く取り揃えています。
*各エリアの賃貸物件の2~5軒の平均賃料・平米数から算出しています。