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香港でも日本食が買いたい!日本食のあるスーパーマーケット

海外で生活を始める時、何はさておき知りたいのが「日常の買い物はどこですればいいのか」ということです。とりわけ毎日の食事は、家族の健康を支えることはもちろん、精神面でも大切なポイントになります。仕事や学校を終えて帰ってきた食卓に、食べ慣れた日本食が並んでいると、それだけでほっとしてリラックスできるでしょう。
香港には、日系のスーパーも店舗を展開しています。また、日本からほど近く、移住者が多いことも手伝って、ローカルスーパーでも日本食や、その食材を多く取り扱っていることが少なくありません。

香港にある日系スーパー

新しい土地に慣れないうちは、日本と同じ感覚で同じものを買える方が、買い物にも気楽に出かけられます。そのためにぜひ押さえておきたいのが日系のスーパーです。

1.イオン

大手食品スーパーとしておなじみの「AEON(イオン)」は、2018年現在、香港で12店舗を展開し、今ではすっかり地元の人にも親しまれる店舗となっています。当時は旧店名のジャスコでしたが、2013年3月、現在の店舗名に変更されました。
売り場は日本と同じスタイルです。生鮮食品のコーナーには、日本国内産の肉や魚が、日本と同じように薄切りや切り身で並べられています。実は、ローカルスーパーではこうした形で販売されることはほとんどないのです。また、安心して食べられる黒毛和牛のスライスや、お弁当にも普段の食事にも使いたい塩鮭の切り身を買うことができるのは、非常にうれしいポイントになります。こしひかりをはじめとする日本のお米や、醤油など和食に欠かせない調味料もあり、商品のラインナップは日本国内とほとんど変わりません。お寿司やお刺身、その他の各種お惣菜も充実しているので、忙しい時にも便利です。
さらに、イオンにはフードコートが入っている店舗もあり、買い物ついでにたこ焼きやお好み焼き、海鮮丼などの日本食を食べることもできます。食品売り場の他にもファッションや雑貨も販売しており、その上、日本での100円ショップに当たる10ドルショップも併設されているので、日常で必要な品をまとめ買い可能です。
イオンは基本的に全店年中無休、食品売り場の営業時間は8:30~22:30、その他の売り場は10:00~22:30分となっています。ただし商品の入れ替え時など、店舗の都合で変更される場合もあるのでご注意ください。
日本人が多いことで知られる黃埔地区の「イオン黃埔店」は、MTR紅磡駅、B1出口から徒歩15分程度、船の形が目印の「黄埔花園第6期」の地下にあります。緑のミニバス6号を利用する場合は、終点「黄埔花園」で下車してください。

2.ヤッタデパートメントストア

同じ日系のデパートでも、ちょっと変わった特徴を持っているのが「一田百貨(YATA Department Store)ヤッタデパートメントストア」です。もともとは西友の店舗だったのですが、その後資本の入れ替わりがあり、2008年のリニューアルオープンから現在の店舗名となりました。名前の由来は日本語の「やった!」、コンセプトは「現代日式生活百貨」、つまり「(香港人がイメージする)現代の日本のデパート」というユニークさで知られています。そのヤッタが経営する食品スーパーが「一田超市(YATA Supermarket、ヤッタ・スーパーマーケット)です。
イオンに比べると商品の価格は全体に高めですが、とにかく種類が豊富で、日本全国の名産品や、季節の特産品が揃っています。野菜や肉はもちろんですが、果物の新鮮さやおいしさが人気です。海産物も豊富な種類が揃えられています。特徴的なのは、購入したものをその場で食べられるということです。例えば、海鮮コーナーでカキを買い、ワインコーナーでワインを買って、その場でおしゃれなランチやディナーを取ることができます。その他にも、果物を買えば皮をむいてくれるため、好みのデザートを手軽に食べることが可能です。
ヤッタは年中無休、営業時間は日~木曜日が10:00〜22:00、金、土、祝日前10:00〜23:00となります。ただし、旧正月の3日間は12:30〜21:30の短縮営業です。
場所は九龍の中心部からMRTで15分程度、沙田駅と直結しています。

香港ローカルスーパー

1.恵康

香港のローカル系スーパーとして有名なのが、恵康(welcome、ウェルカム)です。ウェルカムはリーズナブルに買い物ができる庶民派スーパーとして有名ですが、残念ながら日本食はあまり取り扱っていません。しかし、高級食材を主に販売する系列店では、日本からの食材もしっかり揃えられており、Market Place(マーケットプレイス)はウェルカムと同じ、牛奶公司(Dairy Farm)が展開している食品スーパーです。店内はヨーロッパのスーパーをイメージした高級な雰囲気となっています。ローカルスーパーでは取り扱いの少ない輸入食品が豊富です。ヨーロッパからのワインやチーズと並んで日本食もあり、季節の野菜や果物、そばやうどんなどの麺類、調味料も購入できます。日本のお米も販売されているため、店内を一回りすれば多くの日本食材を手に入れられるでしょう。
Market Placeは年中無休、営業時間は基本的には8:00~23:00ですが、店舗により多少異なります。香港の都市部全体に店舗があるため、最寄りの店についてはホームページ右上の「Store Locator」から確認してください。

2.City’sSuper

高級食品スーパー、City’sSuper(シティスーパー)は、その品ぞろえの豊富さで他の追随を許しません。広大な面積を誇る売り場には、大きな陳列棚が設置され、世界各種から集められた食材がずらりと並びます。同じ食材に対して何種類もの商品があるため、どれを買えばいいのか悩んでしまうほどです。また、日本でおなじみの食品店も多く出店しています。サラダの店「RF1(アールエフワン)」や、焼き立てパンの店「リトルマーメイド」、お豆腐の「博多屋」など、慣れ親しんだ味を手に入れることが可能です。日本のお菓子や冷凍食品、カップ麺もあります。また、サービスカウンターの「Concierge(コンシェルジェ)」では無料配達も申し込めるなど、サービスの良さでも評価の高い店舗です。
City’sSuperは香港に数店舗が存在しますが、そのうちハーバーシティ店はMRT尖沙咀駅下車、L5出口から徒歩5分のショッピングモール、ハーバーシティ内にあります。
営業時間は日~木曜日、及び祝日が10:00~22:00、金土、祝前日は10:00~22:30です。

まとめ

ご紹介した店舗のいずれも、VISA、MasterCardの2つは支払いに利用できます。手早く食事を整えたい、食材に凝ってみたいなど目的に応じて、個性豊かな香港のスーパーマーケットを使い分けてください。

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